タクシー運転手 隔日勤務 きつい?
タクシー業界、ドライバーの働き方で多いのは「隔日勤務」です。
タクシードライバーを少しでも多く確保したいことから、近年は様々な勤務の仕方で柔軟性を持って募集をしているタクシー会社も増えてきました。
しかし、休日の多さや給与面のメリットから「隔日勤務」での働き方を選択される方も多いでしょう。
タクシー運転手の隔日勤務はきついのか、休日数や勤務時間、これまでにお話を聞いたタクシー運転手の声も含めてお伝えいたします。
タクシー運転手は長時間勤務、隔日勤務はきつい?
タクシー運転手の働き方で主流なのは「隔日勤務」という働き方です。
隔日勤務とは文字通り、1日おきに勤務する働き方のことです。
3時間程度の休憩を含む、1勤務20時間ほどの働き方となります。
隔日勤務は1日の勤務時間が原則「21時間以内」と法律で定められていることもあり、残業が無いホワイトな働き方が出来る、と働き方を見直す方が増えています。
タクシー運転手の仕事は事故を防ぐために時間管理がきっちりされているためです。
仕事選びの際、残業、休日数を重視、プライベートも大切にしたいと考える人も多いです。
タクシードライバー隔日勤務の勤務日数
隔日勤務の勤務日数は、月に11~13回となります。
つまり残りは休み。
年間休日は233日、といった働き方です。
2日 明け休
3日 出勤
4日 明け休
5日 公休(2連休)
といったように2連休もありますし、これを繰り返した後さらに指定休という休みがあり、3連休も月に2回程度あります。
仕事にもよりますが、突然の徹夜があったり土日が仕事で潰れる働き方をした経験のある方にとっては、月に3連休が2回あるのは衝撃的かもしれません。
実際に休みが取れるのです。
もしかしたら、仕事で休みが潰れるかも・・・といった心配は無用です。
安全運行のために休まないといけないのですね。
有給も他の職種と比べるとタクシー運転手は取得しやすいです。
(その分、給料は通常月よりは下がる可能性がありますが)
タクシー運転手は他の仕事と比べて休みが多いことがメリットとよく言われます。
隔日勤務は1回の勤務時間が長いのでキツそう
隔日勤務は1勤務20時間前後、と長いことから「きつい」のではと不安になる方が多いようです。
確かに長時間、タクシーに乗務していますから体もキツそうです。
しかし、営業の合間に少し車を止め、体をほぐしたり、疲れてきたら自由に休憩を挟んだりすることが出来ます。
駅やデパートなどの待機場所でお客様を待つ時間もあります。
これも休憩といえば休憩にはなるでしょう。
「隔日勤務も慣れてきたら楽だよ!」
というドライバーが多いのは、そうしたことも含め休日数も多いためといえます。
その日の体調によって、少し休憩を多めに挟みながらなど柔軟に働きやすいこともタクシー運転手のメリット、といえるでしょう。
隔日勤務はキツくない、慣れるまでどれくらい掛かる?
タクシードライバーの仕事がキツイ、と考えている方の多くは昼日勤よりも稼げる隔日勤務での勤務をお考えになっているのではと思います。
隔日勤務といってもタクシー会社によって様々な勤務時間帯があります。
午後14時に出庫、翌朝10時帰庫といったような働き方をされているタクシードライバーもいます。
隔日勤務になれるためには、勤務時間帯を出来る限り固定にすること、出来る限り規則正しい時間帯に睡眠を取ること。
隔日勤務の後は明け番でお休みです。
公休がついての連休もあります。
タクシードライバーに転職してから休みが増えて、趣味の時間が取れるようになった、という体験談は多いですね。
釣りが趣味、という方も結構多いです。
女性タクシードライバーで隔日勤務をされている方もいます。
大体1ヶ月~長くても2,3ヶ月で隔日勤務の働き方に慣れてキツくなくなった、というタクシードライバーは多いようです。
タクシーの仕事は70代のドライバーでも活躍されているのですから、しっかり睡眠を取り体調管理をすることで長く続けることが出来る仕事である、ということはいえるでしょう。
勤務時間に関しては融通が利くタクシー会社が多いですから、家庭の事情、子供の学校に絡めて勤務時間を調整したい場合には相談されてみてはと思います。
タクシー 隔日勤務と夜勤、どちらが稼げる?
タクシーの仕事はどういった勤務体系を選ぶかで収入、年収が変わります。
- 日勤
- 夜勤
- 隔日勤務
と大きく3つ勤務体系がありますが、高年収を得たいのであれば日勤の働き方では、きついと言えます。
夜勤や隔日勤務で働く必要があるでしょう。
タクシー運転手として高収入・高年収を得るためには夜間帯にお客様を乗せることが重要です。
深夜帯は割増料金にもなりますし、タクシー需要が増える時間帯です。
公共交通機関が終わってからはタクシーしか移動手段、帰宅手段が無い方も多いですし、飲んで帰宅するためにタクシーを使う、という方もとても多いです。
終電に乗り遅れてタクシー、という方は実際多いです。
特に金曜、休日の前の夜間は稼ぎ時、というタクシー運転手は多いです。
帰り道の治安を考えてタクシーで家の前まで帰りたい、などのニーズもあるでしょう。
昼間と比べて夜間の方がお客様が増えるエリアがあります。
そうしたエリアを把握し、夜間、深夜帯に割増料金でお客様をたくさん運ぶことが出来れば、高収入を得ることが出来ます。
タクシー運転手として高収入を得ることを最優先したいのであれば、夜勤専門のドライバーとして働けるタクシー会社がおすすめといえます。
タクシー運転手への転職、どういった働き方をしたいかが重要
タクシー運転手は勤務時間について法令で定められており、残業が無い仕事です。
前職が残業時間が多すぎて体調を崩して退職、タクシー運転手に転職した方の多くは、
「残業も無いし、前の仕事よりも楽で良いよ」
ということを言います。
タクシー運転手の隔日勤務がキツイかどうかは、前職の大変さによるところは大きいと言えます。
タクシー運転手への転職は、希望の働き方に合わせてタクシー会社を選ぶことで実現しやすくなります。
勤務時間帯もタクシー会社によって様々です。
少し短めの勤務時間で帰庫したい、休日数を多く確保したい方もいるでしょうし、完全歩合や歩合給の率が高めで高収入を稼ぎたい方もいるでしょう。
タクシー運転手への転職は、どういった働き方をしたいかで転職先を選ぶことが重要となります。
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